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民法 〜司法書士試験の民法〜

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司法書士試験の民法とは?

民法は我々の財産関係や身分関係などをはじめとした社会生活を規律する法律です。

司法書士試験においては最も出題数が多く、全ての学習の基礎になる法律であるともいえます。

1000を超える条文の多さから、司法書士を志す人間の3〜4割がここで挫折するとも言われていますが、民法の良いところは、これをマスターするだけで、他の試験科目(商法(会社法)、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、不動産登記法、商業登記法)の理解が急速に深まることです。

特に不動産登記法との民法とは手続法と実体法という、プラモでいう説明書と本体の関係のように密接なため、「民法を制するものは不動産登記法を制する」と言っても過言ではないほど、民法の習熟が不動産登記法の学習を推し進めてくれます。

民法の難易度はどの程度?

司法書士試験の民法で問われるのは、単純な条文の暗記ではありません。
ここで求められるのは、一つ一つの論点に着目し、それらをじっくりと検討できる力、
すなわち論理力が求められてくるのです。

これは一朝一夕で身に付くものではありませんが、じっくりと時間をかけて学ぶことで、
しっかりと体得することが出来るものです。
はじめは誰でも苦労をすることが予想されますが、民法を学ぶことで体系的な物事の
考え方を出来るようになってくればシメたものです。

民法の勉強方法

司法書士試験の民法は、大きく総則、物権、債権、親族、相続の5つに分けられます。
総則は民法典全般に関わること、物権は不動産や担保などについて、債権は契約や不法行為などについて、親族は結婚や養子などについて、相続はその名の通り相続について、それぞれ学ぶことになります。

これだけでも相当多いことが伺えると思いますが、まずは点で学ぶのではなく、面で学ぶことをお勧めします。つまり学習初日は、参考書などの目次を眺めるのです。こうすることで、民法が一体どのような法律で、どのような構成で組まれているかが分かるからです。そして次はそれらを図に表してみましょう。これをすることで、頭の中に民法の構成テンプレートが出来上がりますので、その中へ知識を入れていくことで、情報が体系的に整理されたものになります。学ぶことの多い民法では、このような導入部の工夫を試みることで、ライバルに一歩も二歩も差をつけることができるはずです。

民法の要点

総則
■権利能力■行為能力と制限能力者■制限能力者の相手方の保護■法人の設立、登記、能力、機関、解散、監督■主物と従物■法律行為■強行規定■公序良俗■虚偽表示■錯誤■詐欺■強迫■意思表示の効力発生要件■代理、復代理、無権代理■無効と取り消し■条件と期限■時効

物権
■物権変動■混同■即時取得■占有権■所有権■相隣関係■共有■地上権■地役権■留置権■先取特権■質権■抵当権、根抵当権■仮登記

債権
■債権■債権者代位権、債権者取消権■連帯債務■保証債務■債権譲渡、債権引受■弁済■相殺■同時履行の抗弁権■危険負担■契約の解除■売買の効力■買戻■消費貸借、賃貸借■請負、委託、寄託■不法行為

親族
■親族の定義■婚姻の成立、取り消し、無効要件■実子、養子■氏■親権■後見

相続
■相続人■相続計算■相続承認、放棄■遺言■遺留分減殺

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